こんにちは。工藤(@itllbedark)です。
先日、こういうツイートが話題になりました。
ヴィーガンの催し物に行ってきたが、焼き鳥風の何か、ハンバーグ風の何か、ソフトクリーム風の何か、チーズ風の何か、みたいなのばかりで、そんなに肉が恋しいなら肉食えよって思ったわ。
— 隠居 (@knight_04) 2018年12月2日
何年かヴィーガンやってると、結構この質問もらうことが多いです。
「本当はお肉食べたいからわざわざ肉に似せてるんでしょう?」
と。
今回は、この質問に対して回答していこうと思います。
ヴィーガンって?
おそらくこの質問をする人の多くは、ヴィーガンをしている人=動物性を食べたくない人、と認識しているのだと思います。
だからこそ「肉を食べたくないのに、なんで肉に寄せてるの?本当は食べたいんでしょ?」と思うわけです。
実は「ヴィーガン=動物性を食べたくない人」ではないんですよね。別に肉の味が嫌いになったわけではありません。そういった人ももちろんいますが。
正確には「ヴィーガン=動物を搾取したくない人」です。
なので、肉を食べたくないからヴィーガンをしているわけではないんです。今はヴィーガンでも、元々はお肉が好きだった人がほとんどなので、”動物を搾取せず” その味の料理を食べられるなら食べたいと思うのは自然です。
例えると、ビニール袋が環境に悪いのでエコバック使っている人に「袋使いたいんだろ?ビニール袋使えよ!」と言っているようなものです。
もちろんヴィーガンの人の中にも、肉が食べたいけど食べない人もいれば、フェイクミートでも食べたくない、という人がいます。
そこはヴィーガンでも様々ですね。
ヴィーガンが肉もどきを食べる理由
では、ヴィーガンが肉もどきを食べる理由を3つほど出してみます。
ちなみに、肉もどきとはこういうものです。
この、肉のようなもの、実は肉ではないんです。
①見栄えがそれっぽいから
僕のような料理が苦手な人がヴィーガンで料理すると、野菜だけで質素になってしまいます。
そんな時にフェイクミートを少し入れるだけで見栄えがそれっぽくなりますね。
②料理が面白いから
これは料理が好きなヴィーガンがよく言うことですが、動物性食品を使わずにいかに、動物性食品を使っているような料理を作るか、というところに楽しみを見出すようです。
料理が苦手な工藤にはまだ理解できない領域です。
③肉の味が好きだから
お肉の味が好きなヴィーガンにとっては、フェイクミートなどの代替食品はあると助かります。
実は、それを使えば、唐揚げや焼肉、ハンバーグなど、色々な料理ができるんです。
実はすごいフェイクミート
そんなヴィーガンでも食べられるお肉(もどき)ですが、今では色々な企業が色々な種類を出しているようです。
少しだけ紹介したいと思います。
大豆ミート
これが大豆ミートと呼ばれる一番有名なフェイクミートです。
「なにこれ?」って最初はなるかもしれませんが、味付け次第では肉に引けを取らない料理が作れます。
最近では、健康目的でも需要が増えてきているようです。
お試しで買ってみるなら、こちらのクイックソイがいいと思います。
通常の大豆ミートは湯戻しに時間がかかるのですが、この商品は開けてすぐ使えるのですごく便利です。
|
加工食品
そうは言っても、自分で料理作るのは面倒くさい。
そんな工藤のような人に朗報です。加工食品もしっかりあります。
ヴィーガン唐揚げ
唐揚げです。これはもう唐揚げです。
|
ヴィーガン餃子
餃子です。友達と集まった時にどうぞ。
|
ヴィーガンハム
まさかのハムまで売っています。すごい。
|
これ以外にも、美味しいヴィーガン食品はたくさんあります。
それに関してては、こちらの通販サイトをまとめた記事からご覧ください!
まとめ
ヴィーガンが肉もどきを使う理由は、
①それっぽくなるから
②料理が面白いから
③肉の味が好きだから
でした。
しかし、肉を食べない理由は様々です。
動物を搾取しないため
環境破壊をしないため
自分自身の健康のため
など。
そんなヴィーガンに対して「そんなに食べたいなら肉食べたらいいじゃん」と言うのは、エコバック使ってる人に対して「そんなに袋使いたいならビニール袋使えばいいじゃん」と言っているようなものでした。
そして、いつか動物性食品を使わずにそれと同様の味で、同様の値段、場所、方法で食べることができるようになった時、 “わざわざ動物性食品を食べるのか” という問いに向き合わないといけなくなるかもしれませんね。
では、今回は「ヴィーガンが肉もどきを食べる理由」についてでした。
最後までお読みくださりありがとうございました。
ご意見や感想はツイッターにてお願いします!