2022年の振り返りと3つの変化

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年末年始ということで、1年間を振り返りたくなる時期がやってきました。2022年は、個人的にも、会社的にも、社会的にも、本当に多くの変化があった1年でした。

大きくまとめて3つほど変化があったので、ブログでもまとめていきたいと思います。

ブイクックラジオは「年末年始特別編」と題して、他のメンバーの1年間の変化もお話ししているので、ぜひ聞いてみてください。

2022年の3つの変化

早速、2022年の変化を3つピックアップして書いていきます。

①仕事を自分の一部と捉えて、楽しくなった

以前にも記事にしましたが、仕事が楽しくなりました。

というのも、元々は楽しみながらやっていたこの活動も、2,3年続けてくると会社と自分を同一視するようになってしまっていました。

そこから、「2100年までにやりたいことリスト」を書くなど、工藤柊=ブイクック社だった認識から、工藤柊⊃ブイクック社に捉え直すことができました。

詳細はぜひ以前の記事をご覧ください。

このプロセスを踏んでから、2022年は仕事を心から楽しめた1年でした。周囲からも「いつも楽しそうだね」と言われるほどになり、より実感しています。(ワイワイキャッキャという感じではないですが)

どんな失敗をしても死にはしないし、全て教訓となって次に活きる。それなら、この大変さをむしろ楽しんだ方がお得では?という考えが自分に浸透してきました。むしろ、大学生の頃はそんな風に考えていたので「帰ってきた」という表現の方が正しいのかもしれないです。

②カルチャーフィットを、より重視するようになった

個人としても、会社としても2022年は「カルチャーフィット」をより重視するようになりました。

採用活動(特に、スタートアップの創業期)において、主に見るべきポイントは3つだと考えています。

  1. ミッション・フィット:会社のミッションと個人が目指すものがどれだけ重複しているか?
  2. スキル・フィット:会社が求める能力と個人のスキルがどれだけ一致しているか?
  3. カルチャー・フィット:会社のカルチャー(働き方)と個人の価値観がどれだけ一致しているか?

これまで、1.ミッション・フィットと、2.スキル・フィットは重視してきたつもりでしたが、カルチャーについては言語化もしていない状態でした。

しかし、スタートアップの創業期において、「どのように働くか?」「どんな人たちが集まっているか?」は想像以上に重要で、これにフィットしなければ相互に不満が蓄積し、不幸な結果になると痛感させれる出来事がありました。

その詳細にはここでは触れませんが、「同じ目的だ!一緒にやろう!」とすぐに誘うことはせず、同じ目的であっても価値観レベルで合っているかを慎重に見極めるようになりました。

CultureやVALUESを言語化した際の記事
現在のCulture(コーポレートサイトより)

ブイクックラジオでは、山登りに例えて「登りたい山(Mission)」が一緒でも、「登り方(Culture)」が違うことがよくあります。

[Go Open]を例に考えてみると、「言いにくいことも、違和感があれば勇気を持ってハッキリと伝える人」と「違うと思ってもその場で言わず、後出しで”最初から思ってた”と言う人」の場合、ブイクック社では前者の人がフィットします。後者の人は、一切賞賛もむしろ変化が求められます。

ただ、価値観レベルで変わることは難しく、最初からフィットしている人とお互いが気持ちよく働けるように、2022年からはカルチャーにどれだけフィットしているかの見極めはお互いにしっかりするようになりました。

③奇を衒わず、現実から順番に考えるようになった

周りと違う言動をすることで、大阪のお笑い競争社会を生き延びてきた影響からか、昔から奇を衒う癖がありました。

「奇を衒う」というのは、目的達成のために一般的な方法ではないが、確かに理に適っている道を選ぶようなものです。学校は休むけど、カフェで苦手教科の勉強をするみたいなことです。

この癖は、良い方向に働くこともあれば、現実離れした選択にもつながってしまっていました。

例えば、2022年前半に実施した「事業別組織への変更」はまさにそれです。ヴィーガン生活を支えるためには、単一プロダクトではなく、複数プロダクトを提供することが必須なため、その実現に向けた組織編成でした。しかし、事業開発の経験がある人材や同時並行で事業運営するために必要な資金などは不足しており、中身が伴っていませんでした。

そのため、まずはブイクックスーパー事業に注力してPMFを達成し、その後の実績と資金調達によって、人材・資金を集めるという順番で考えるようになり、「機能別のチーム型組織」に変更しました。

https://vcook.co.jp/blog/5team

これは一例ですが、理想に対して、内状が伴わないまま形だけの理想形を再現するのではなく、必要なピースを獲得するための順序を考え、それに沿って現実から1歩ずつ進めていくような考えに変わった1年でした。

最後に

2023年に起こしたい変化については、ブイクックラジオで最後に話しているので、気になる方はぜひ聞いてみてください。1年の抱負的なものは、毎年誕生日(2/28)に設定しているので、その時に改めてブログを書こうと思います。

それでは、ちょうど東京からの新幹線が新大阪駅に到着する頃なので、今日はここまでにします。

最後になりますが、2022年を元気に過ごすことができたのは、応援してくださる方や支えてくれる方、そして一緒に走ってくれる仲間のおかげです。心から感謝しています。

2023年も、最高の1年だったと言えるよう、精進していきたいと思います。

それでは、良いお年を。

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✏️ 書いている人

工藤 柊 / Kudo Shu

1999年2月28日大阪生まれ。高校3年生で環境問題・動物倫理からヴィーガン生活を開始。神戸大学国際人間科学部環境共生学科に入学後、学食へヴィーガンメニュー導入、ヴィーガンカフェThallo店長など活動。学生起業しNPO法人設立後、事業拡大のため2020年4月に株式会社ブイクックを創業。夢は世界平和。趣味は恋バナと漫画・アニメ。

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