個人ミッションステートメントを3.5年ぶりに更新した
大学1年生の頃から愛読している『7つの習慣』を参考に、個人のミッションステートメントを定期的にメンテナンスしています。
最近、VSTメンバーのれいさんとご飯を食べている時に、ミッションステートメントを共有したところ、前回のアップデートが2023年1月3日と、すでに3.5年が過ぎていることに気がつくことができました。
今見直すと、少し違和感のある表現や重要度が変わった部分もあったので、休日を使ってアップデートしてみました。
せっかく書き直したので、最新のミッションステートメントと、その修正プロセスを共有してみることにします。
👇まずは、最新版ミッションステートメントから。
ミッションステートメントv2.0
私は、先人たちが残してきたものに感謝し、私の人生を通じて、世界をより良い状態に変化させ、また変化させ続ける影響を後世に残すために生きる。
1. 自分に嘘をつかず、好きに生きる
たとえ誰かの思想や価値観とぶつかることがあったとしても、自らの良心に基づいて意思決定する。
相対評価やべき論などの外部からのノイズに惑わされず、正しいと感じる心に従う。「おもんないこと」をして心を殺さない。
他の項目を実行するためにも、これを大前提とする。
2. 他者と裏表なく誠実に関わり、耳を傾ける
相手によって態度を変えず、裏表のない誠実さで他者と関わり、信頼に値する人間で在り続ける。
まずは理解するために耳を傾け、他者の思想や価値観をジャッジせず、ユーモアを交えて安心できる関係を築く。
勝手な失望や不機嫌によって他者をコントロールするのではなく、期待を明確に伝える。
自分が間違った時はすぐに非を認め、「ごめん」と正直に頭を下げる。
3. 他者の主体性を信じ、背中を押す
人間の主体性に期待することを諦めず、相手の望む人生を重視する。
最適な方法で必要なフィードバックを伝え、相手の人生を前に進めるために背中を押す。
ポジティブさやリーダーシップを発揮し、相手の主体性を取り戻すきっかけを与える。
4. 最高の世界を描き、実行によって実現する
社会的な常識や正解ではなく、自身の信じる「最高の世界」を描く。
机上ではなく、実際に足を運び、手を動かすことで影響範囲を広げる努力を怠らず、実行によって最高の世界を実現する。
また、最高の世界を実現するビジョンを社会やチームに示し、多くの人と協働し影響し合うことで、個人の影響範囲以上の変化を生み出す。
5. 己の未熟さに向き合い、困難で自己を磨く
身の程に合わない機会を自ら掴みにいき、絶えず学習と実践を繰り返し自己を磨く。
人格的な未熟さ・能力的な力不足を真正面から笑って受け止める。
困難な状況や他者に踊らされず、主体的に踊りにいく。
また、そのために心身ともに余裕のある健康状態を保つための時間も大切にする。
以前までのミッションステートメントv1.1
次に、3.5年前にアップデートした、ミッションステートメントv1.1も載せておきます。
①社会課題の解決に情熱を注ぎ、成功事例となる
社会課題を解決することに情熱を注ぎ、社会起業家/活動家としての成功事例(ロールモデル)となることで、社会の歪みに違和感を持って行動する次の世代の背中を押す、希望となる存在になる。
②事業活動のプロセスで得た知識・経験を共有し、次に繋ぐ
事業戦略や組織設計など、事業活動の過程で得た知識や経験を積極的に共有することで、次の社会起業家/活動家がそれを得るために要する時間とお金を削減し、コミュニティ全体で効率的に社会を前に進める。
③他者に誠実に向き合い、当人の納得感を最優先する
相手を理解するために努力を惜しまず、その上で勇気を持って自分の意見を伝える誠実さを持って他者と関わる。特に身近な人の人生には真剣に向き合い、選択に対する当人の納得感を最優先に考えて言動する。
④信念に沿って行動し、自分に嘘のない人生にする
自分が正しいと思う行動をとる。反対に、どんな環境であっても(命の危険がない限り)、自分が間違っていると感じる行動はしない。自分で自分のことを好きでいられる、嘘のない人生にする。
⑤どんな困難も笑顔で迎え入れ、自ら踊りにいく
止めどなく発生する困難な事象に対して、より良い状況を生み出すためのチャンスであり、自分の人格を磨く絶好の機会であると捉え、笑顔で迎え入れる。他者や状況に踊らされるのではなく、自ら踊りにいく。
アップデートのプロセス
前回から3.5年も経ち、僕自身の考えや役割(彼氏→夫など)の変化なども踏まえ、v1.1からv2.0へと、以下のプロセスでアップデートしました。

前回のミッションステートメントで違和感のある部分
まずは、前回のミッションステートメントで、違和感のある部分を考えてみた。
①社会課題の解決に情熱を注ぎ、成功事例となる
社会課題を解決することに情熱を注ぎ、社会起業家/活動家としての成功事例(ロールモデル)となることで、社会の歪みに違和感を持って行動する次の世代の背中を押す、希望となる存在になる。
→「社会課題」という言葉は最近あまり使わない。世界を前に進めること。自分の感じた違和感に素直に世界を変化させようとする姿勢が大切だと思う。多くの人が社会課題と捉えていなくてもok。
②事業活動のプロセスで得た知識・経験を共有し、次に繋ぐ
事業戦略や組織設計など、事業活動の過程で得た知識や経験を積極的に共有することで、次の社会起業家/活動家がそれを得るために要する時間とお金を削減し、コミュニティ全体で効率的に社会を前に進める。
→ミッションステートメントに載せるほどの重要度ではなくなっている。もちろん、相談されたら惜しみなく協力はするだろうが、自分から積極的にノウハウを発信することはしなさそう。
③他者に誠実に向き合い、当人の納得感を最優先する
相手を理解するために努力を惜しまず、その上で勇気を持って自分の意見を伝える誠実さを持って他者と関わる。特に身近な人の人生には真剣に向き合い、選択に対する当人の納得感を最優先に考えて言動する。
→他者と誠実に向き合うのはキープしつつ、当人の納得感を最優先はしなさそう。もちろん、相手のためになるように、自分の思想や価値観に従わせることはしないが、それに基づいて助言することはありそう。納得感がなくとも、その人の幸せや成長につながることを重視する。
自分の葬式を想像し、自分で弔辞を書く
『7つの習慣』の第二の習慣のワークにある問いに、改めて回答してみました。
問:自分の葬式で、あなた自身、あるいはあなたの人生をどのように語って欲しいか?その場に集まっている人たちの顔をよくみてもらいたい。彼らの人生に、あなたはどのような影響を及ぼしたかったのだろうか?
妻
世界で最も信頼できる人だった。一緒にいると安心できて、世界や自分を肯定できた。自分に素直に生きる姿を見て、私ももっと自分に素直に生きようと思えた。常に私の考えや価値観を尊重してくれ、その上で自分の意見や考えを伝えてくれた。
母親
良い友人や仲間に恵まれ、楽しそうに生きてくれて良かった。自分の人生を自分で選択し、苦労しながらも周りの人に頼りながら進んでいた。周りの人を大切にしていた。
父親
後悔のない人生を歩んでくれて良かった。(妻)さんや友だちを大切にしていた。
妹
いつも相談に乗ってくれて、世界に絶望せず、真っ直ぐに生きる姿に励まされた。困った時には手を差し伸べてくれる、助けてくれる安心感があった。
ブイクック経営チーム
個人的な目標として人生をかけ、目的に向かって努力し続ける姿に背中を押された。ポジティブさとユーモアで、笑わせて気持ちを落ち着けてくれた。困った時には相談しやすく、役割に対する押し付けの助言でも、馴れ合いの寄り添いでもなく、成長することを期待してやり方を一緒に考えてくれた。
同時に、経営者としての冷静な判断もできつつ、人間としての関係性も重視するバランスがあった。
ブイクックメンバー
ミッション達成に向けて、一番真っ直ぐに、情熱と時間をかけて努力した人だった。そのブレずに進み続ける姿に励まされ、自分も頑張ろうと思えた。自分の心に素直に、誠実な態度に、人間としても尊敬できる人だった。
起業家仲間
楽しそうに仕事していた。学習と実践を繰り返し、常に前に進むために努力していた。嫌じゃない図々しさで、工藤が困った時には相談してきて、逆に自分が困った時にはすぐに協力してくれるやつだった。
問:自分に捧げる弔辞を本物の弔辞のようにきちんと書いてみる。
工藤柊と申します。自分を代表いたしまして、お別れの言葉を捧げさせていただきます。
謹んでご逝去を悼み、お別れのご挨拶を申し上げます。久しぶりの再会がこのようなかたちになってしまったこと、とても残念です。
生前、よく私たちは人生について語らいました。特に、辛く苦しい時に、私によく話をしてくれました。
あなたは、いつも元気でエネルギーに溢れていました。自分をその状態に保つために、日々の生活、仕事、人間関係、運動などを心がけていました。
そんなあなたも、人間関係において、期待調整を失敗し、裏切られたような気持ちに勝手になって落ち込んだことがあったようです。
また、事業活動が上手くいかず、自分の力不足を感じ続けた時にも、バッドに入ることも何度かありました。
そんな時、「なぜこんな大変な思いまでして頑張っているのか?」と考えることもありました。その度に、オリジンに立ち返っていました。
自分自身が感じた違和感や拒否感を誤魔化さずに、誰かが殺されたり搾取されたりしない社会を願う心を再確認していました。
オリジンを大切に守り、その気持ちに沿って最後まで生き、死んでいったことを誇りに思います。
同時に、相対評価に晒されても、自身で感じた喜びや楽しみ、幸せを絶対的な軸として持ち続けました。
また、自分自身や他者に誠実であることも大切にしていました。
面白くないこと、嫌いなこと、良くないと思っていることはしない。面白いこと、楽しいこと、正しいと思うことをするようにしていました。
どんな人に対しても、自分に嘘がなく、裏表がないように関わるようにしていました。それが、他者からの信頼に繋がり、仲の良い友人が多くできた理由でもあったと思います。
また、他者に対しても、雰囲気を悪くすることや、その人のプライドを傷つけることになったとしても、相手のためになると思ったら率直に意見や考えを伝えていました。
時には、上手く伝わらないこともあれど、その度に反省し、コミュニケーションのやり方などを学び、次に活かしていました。
自分の思うようにするのではなく、相手のためになるかどうかを基準に考えていました。
また、相手のためになるかどうかは、「幸せな人生になるか」「後悔なく死ねるか」を基準としていました。
あなたはいつも自分がいなくなった後、死んだ後に良い世界を残せるかを考えて行動し、他者と関わってきました。
そこには、これまでの先人たちへの感謝があり、人類が積み重ねてきた教訓によって作られた社会へのリスペクトがありました。
そんな先人たちに憧れ、世界に良い影響を与える人間で在ろうとしていたのだと思います。
実際に、あなたと関わった人たちは、人生を前に進めることができ、それによって社会は良い方向に進んできたし、これからも進み続けることができると思います。
あなたが死んでもなお、関わってきた人に与えた影響は確かに世界に残り続け、波紋のように影響し続けることでしょう。
特に、ヴィーガンという領域に対して、精力的に取り組んできました。
未だ配慮する対象と認識されていない動物に対する搾取に、明確にNOのスタンスを取り、同じヴィーガン・ベジタリアンの人たちにとって、希望になる存在でした。
あなたのおかげで、世界でヴィーガニズムは間違いなく普及が進み、多くの動物、そしてヴィーガンの人々の助けになりました。
特に、事業活動によってそれを成しました。
既存のシステムに逆らうのではなく、先人が築き上げてきた資本主義のシステム、民主主義のルールに則って、平和的に解決しようとしました。
事業を成長させ、資金や人脈などの力を得てもなお、驕り高ぶらず、世界を良くするためにその力を使ってきました。
その姿は、同様に努力する多くの人々の精神的な支えとなり、希望となっていました。
工藤柊さん、あなたがこの世界に生まれてきてくれたこと、そして腐らずに前を向いて歩み続けてくれたことに、心から感謝します。
どうか、安らかにお眠りください。
重要なキーワードを書き出し、ミッションステートメントに落とす
これまでの部分で、自分にとって大切にしたいキーワードや考え方などをピックアップし、それをミッションステートメントに落としていきました。
なぜ今アップデートしたか
僕は弱い人間なので、こうやって大切にしたいことを言葉にして、形にしないと忘れてしまうこともあります。
そんな時に、何のために人生を使うのか、どんな人間で在りたいかを再確認するために立ち返る場所として、使っています。
今回のアップデートのタイミングは、海外展開のために長いこと日本を離れることになり、普段よりストレスのかかる状態が続くことを予想してのものです。
要は自分との約束みたいなものなので、このミッションステートメントに沿って、海外でも頑張りまくりたいと思います。
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