【ホロコーストと工場畜産の4つの共通点】ヴィーガンがアウシュビッツ強制収容所を見学して感じたこと

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こんにちは。工藤(@itllbedark)です。

僕はまだまだ日本には少ないヴィーガンというライフスタイルを実践する大学生です。

 

この冬、ポーランドはアウシュビッツにある『アウシュビッツ強制収容所』に見学をしてきて、ヴィーガンとして感じた、ホロコーストと工場畜産の共通点を4つまとめたいと思います。

 

ホロコーストについて

今回、見学に行ったアウシュビッツ強制収容所は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツ軍によって建設されたもので、ここで何百万人という数のユダヤ人や同性愛者や障害者などが過酷な労働を強いられて生活していました。

また同時に大量虐殺も行われ、主に毒ガスによって8,000,000人もの人々が殺されました。

 

アウシュビッツ強制収容所についてや全体のまとめは別の記事に載せているのでこちらをどうぞ!

 

工場畜産との4つの共通点

では、そんなホロコーストと工場畜産との5つの共通点について触れたいと思います。

ここに書くのは、あくまで見学して感じた、個人の見解です。ご注意ください。

 

①意思ある存在をモノ扱い

まず1つ目は意思ある存在をモノ扱いしている点です。

ホロコーストでは、ユダヤ人をはじめとする8,000,000の人々が大量虐殺されたが、それはまさに意思を持つ人間をモノとして扱い、労働させた挙句に殺すという残酷なものでした。

 

一方で、工場畜産においても同様のことが言えます。

豚だけでも1日に5-60,000匹が日本だけで殺されており、意思を持つ彼らもまたどのように生き、どのように殺されるかを理不尽に決められた存在です。

このような非人道的な、意思を持った存在に対するモノ扱いが1つ目の共通点だと思います。

 

②当事者意識の削ぎ落とし

2つ目は、当事者意識の削ぎ落としです。

アウシュビッツ強制収容所では、被収容者を名前ではなく数字で呼ぶことや、被収容者に被収容者の殺害やその後始末をさせたり、様々なデータ(強奪した資産や人数、衣類の枚数など)を数値化することによって、意思のある人間に対して非人道的な扱いを行なっているという当事者意識を削ぎ落としていました。

 

一方で工場畜産においても、豚や牛という名前ではなく部位の名前で呼ぶことや、屠殺場から消費の場を遠ざけたり(物理的にも精神的にも)、〇〇gなどの数値化によって、意思のある同じ動物を非人道的な扱いを経て殺しているという当事者意識を削ぎ落とされているのではないかと思います。

 

人々の根本にある差別心

続いて3つ目は、市民の根本にある差別心がこのような問題を引き起こしている原因の1つということです。

ホロコーストは、国民の心の奥にあったユダヤ人や障害を持つ方、同性愛者など、マイノリティや社会的弱者に対する偏見や差別心があったからこそ、法や政策が決定し、強制収容所が設置されたと考えています。

 

一方で、工場畜産も同様に人々の持つ差別心や偏見によって成立しているのではないかと思います。

例えば、「弱肉強食」という、弱いものは強いものに支配・搾取されて当然という考えや、「畜産動物に生まれたから」という理由で殺害してもいいという差別があります。

 

マジョリティの思考放棄による加害

4つ目は、多数派の思考放棄によって加害につながっているということです。

ホロコーストでは、ユダヤ人をはじめとするマイノリティや社会的弱者を収容し労働させるという空気に流されてしまい(また反対する人は収容されてしまい)、自らの信念に基づく意志決定ではなく、「みんながこっちだから」という多数派を選択することによって、その立場が多くの犠牲を生み出した加害となりました。

 

一方で、工場畜産による人間社会における弱者である動物の搾取は、「肉食べるのは当たり前」「みんな食べてるし」という犠牲者を鑑みず、マジョリティ側にいたいがために思考することを放棄した選択によって、より多くの動物が犠牲になっているという構造があります。

 

まとめ

最後まで読んでくださりありがとうございました。

この記事が、少しでも読んでくださった方が畜産について考えるきっかけになれたら幸いです。

 

また、工藤の立場として、ヴィーガンになることは社会をより良くする選択の1つなので、一人でも多くの人に実践して欲しいですが、今の日本社会ではハードルが高いと考えています。

なので、

  • 牛乳を豆乳に変えたり
  • マヨネーズをマヨドレにしたり
  • 肉の量を減らしたり
  • フェイクファーを購入したり

など、それぞれができる範囲で実践していくことが大切だと思っています。

 

そして、それぞれができる範囲を少しでも広げるため、つまり、よりヴィーガンを実践するハードルを下げるために今後も活動をしていこうと思います。

ご意見は、お問い合わせツイッターよりどうぞ。