【Go Vegan!の限界】イノベーター理論から見るVeganの普及 #1

工藤のブログ

こんにちは、工藤(@itllbedark)です。

今回は、二つの記事に分けてVeganというライフスタイルの普及”をテーマに書きます。

近年、欧米圏、欧州では普及しているVeganVegetarianというライフスタイルですが、日本ではまだまだ選択が難しい状況が数多くあります。

-Vegan-  

動物を搾取することを避け、肉・魚・卵・乳製品などの動物由来の食品や、動物を利用した製品(皮革製品など)の購入や使用を避ける人。

しかし、そんな日本でもveganを選択する人は少なからず存在していて、工藤の友達だけでも100人は居ます。

 

このライフスタイルが普及させる方法を考える上で、イノベーター理論というもの使って考えていきます。

(前提として、Veganというライフスタイルが普及すれば、家畜動物問題や環境問題や飢餓問題などの解決に繋がるという考えのもと、普及させることをゴールとしてこの記事を進めます)

 

イノベーター理論とは

イノベーター理論(Innovator theory)は、社会学者エべレット・M・ロジャース氏が、提唱した理論です。
別名を「普及学」とも言います。

簡単に言うと、どうやって物事が社会に広がるのかを説明した学問です。

Wikipediaより

 

ロジャーズ氏は、アイデアが普及・拡散する過程でそのアイデアを採用する人を5つのタイプに分類しています。

 

①イノベーター

新しいアイデアや技術を最初に採用するグループです。

リスクを取ることが出来て、その許容度が高いので、最終的に普及しないアイデアでも採用することがあります。

全体の2.5%ほどと言われています。

 

②アーリーアダプター

イノベーターの次にアイデアを採用するグループです。

そのアイデアを採用するかをじっくり考えて、イノベーターの様子を見てから採用します。

その為、影響力が一番高いです。

全体の13.5%ほどと言われています。

 

③アーリーマジョリティ

一定の時間が経ってからアイデアの採用を行うグループです。

アーリーアダプターが採用して、流行が来てから採用します。

全体の34%ほどと言われています。

 

④レイトマジョリティ

平均的な人が採用した後にアイデアを採用するグループです。

イノベーションが半ば普及していても懐疑的に見ています。

全体の34%ほどと言われています。

 

⑤ラガード

最後に採用するグループです。

変化を嫌い、伝統を好む傾向があります。

全体の16%と言われています。

 

 

この5つの分類に分けることで、各グループに適したアプローチをすることが出来ます。

その結果、最も効率的に最短距離で物事を普及させることが出来ます。

 

「Go Vegan!」のアプローチでは限界が来る

このイノベーター理論を使って、日本におけるVeganの普及について考えて見ます。

現在の日本でのVeganをやってる人は2.5%もいないかもしれませんが、上記の分類でいうと間違いなくイノベーターのグループです。
ここからVeganイノベーターと言います。

工藤も含め、Veganイノベーターの人たちは、動物や環境や飢餓などの自分の生活の裏にある犠牲に目を向け、多くのリスクを取ってでも行動できる人たちです。

 

そしてVeganイノベーターとなり得る人へのアプローチとして、家畜動物の過酷な扱い、環境問題や飢餓問題など、デモ活動やインターネットを使った”問題提起”はとても有効です。

工藤も、インターネットで家畜動物の扱いや環境問題を知り、飲食店や商品の選択が減るリスクがあってもVeganを選択し、今でも続けています。

 

リスクを取って実行する”Veganイノベーター”への有効なアプローチ

=Go Vegan!(問題提起からのVeganを推奨)

 

ですがイノベーター理論では、イノベーターは全体の2.5%だと言われています。

つまり、Veganイノベーターは(理論通りに計算すると)日本では人口の2.5%の三百万人程度まで。

 

このアプローチには限界が来ます。

 

最短距離で効率的なアプローチ

限界が来るならば、イノベーターに続くアーリーアダプターに目を向けなければならないくなります。

そして、ここでVeganアーリーアダプターを、Veganには共感するが、日常生活に支障があるから出来ない人」と仮定します。

これは、大学に入って一度Veganを始めたが辞めてしまった、工藤の5人の友人も当てはまります。

きっと読者さんの周りにもそんな人が一人はいると思います。

 

 

では、彼らへのアプローチとして、”問題提起”は有効でしょうか?

 

Veganismには共感しているんです。その問題を十分にわかっています。

それでもVeganを選択しない理由は、実践するにはリスクが大きすぎるからです。

 

  • ご飯を食べに行く機会が減り、人間関係が希薄になってしまう。
  • これまで好きだった甘いものを簡単に食べられなくなる。
  • 周りの人に理解されず、辛い思いをしてしまう。

など、現状多くのリスクがあるのは明らかです。

 

では、彼らへのアプローチとして最も有効なものは何か。

彼らの選択の邪魔をするデメリットを出来る限り排除し、Veganになっても楽しく過ごせる社会を創る」こと、そして歓迎することです。

Veganに共感するがリスクが大きく実践できない”Veganアーリーアダプター”への有効なアプローチ
=「Hello Vegan!」Veganになっても楽しく過ごせる社会を創り、歓迎すること

 

メリットよりもデメリットが大きい選択をしないのは、人として自然な事だからです。

 

まとめ

  • 日本全体の2.5%のVeganイノベーターへの有効なアプローチ=「Go Vegan!」問題提起によるVeganの推奨すること
  • イノベーターに続くVeganアーリーアダプターへの有効なアプローチ=「Hello Vegan!」Veganになっても楽しく過ごせる社会を創り、歓迎すること

これまで有効であったアプローチも時代が変化し状況が変われば、目的達成の為には更新していく必要があると考えています。

これから先、Veganが普及する為にはそのアプローチ方法の転換期がくる事を予期し、新たなアプローチ方法に共感する仲間と「笑顔溢れるVeganLifeを共創する」ことを目標に活動を広げていきます。

次回は、Veganが普及する5つの要素」です。

 

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